illustrator 基本操作11 文字ツール
イラストレーターの文字ツール
皆さんこんにちは、迅犬です:D。今回は、イラストレーターの文字ツールをやっていきましょう。
まずは、イラストレーターの文字ツールには主に3種類ありますので、そちらからみていきましょう。
イラストレーターの文字ツールの種類
- 文字ツール
- レイヤー上に文字(テキスト)を配置することが出来ます。
- エリア内文字ツール
- パスで囲まれたオブジェクト内にテキストを配置することが出来ます。オブジェクトからはみ出た文字は隠れる状態となります。
- パス上文字ツール
- パスに沿って文字(テキスト)を配置していくことが出来ます。
※アイコンにも特徴があり、以下の画像のようになります。例えば、文字ツールを選択している状態でも、オブジェクトのパスにマウスホバーするとエリア内文字ツールに自動で持ち替えてくれる状態になります。ツールパネルから指定したい場合は、文字ツールを長押しして別の文字ツールを選ぶメニューを開くことが出来ます。
各文字ツールを実際に使ってみると
文字ツールを実際に使ってみました。
- 文字ツール
- 文字(縦)ツール
- エリア内文字(縦)ツール
- エリア内文字ツール
- パス上文字ツール
文字の編集
コントロールパネルから、文字の色、不透明度、フォント、太さ、大きさ、テキストアラインの設定、整列、変形が行えます。
文字の削除
選択中に(バウンディングボックス表示中に)BackSpaceキーを押すことで、文字オブジェクトを削除します。
約物とは?
文字を扱う上でやはり、約物については知っておいてほしいので、約物についてもやっていきましょう。
約物とは、言語の記述に使用する記号の総称です。具体的には、句読点(。)や、かぎ括弧(「」)といったものですね。
元々は印刷用語なので、Webから入ってくる方は知らない人が多いみたいです。僕も知りませんでした(笑)
colissさんに一覧がまとめられていますので、詳しく把握したい方はこちらからご確認ください。
カーニングとトラッキング
カーニングとトラッキングの場所
カーニングとは?
カーソルを置いたところの文字間隔の幅を調整します。
トラッキングとは?
選択中の範囲内の文字、又は、選択している文字の右側の空きの幅を調整します。
※カーニング、トラッキング、文字詰めに関して、わかりやすくまとめてあるサイトがありましたので、もっと詳しく知りたい!という方はこちらも参考にしてみるといいかもしれません。
文字のアウトライン化
文字のアウトライン化についてもやっていきましょう。
文字のアウトライン化を行うことで、文字の輪郭をグループ化されたパスに変換することが出来ます。
ダイレクト選択ツールでパスを編集したり、グループ化を解除して(shift+ctrl+g)個別に編集したりも出来ます。
文字をオブジェクトとして、編集したい場合に便利な機能です。
文字のアウトライン化の作業手順
文字を選択中(バウンディングボックス表示中)に、メニューの書式からアウトラインの作成を選択する。
本日の振り返り
皆さんお疲れ様でした。文字の処理は奥が深いのでとりあえずここまで理解できていれば基本としては十分かと思います。ではまた次回:D